現代芸術教室 アートイズ

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2014年10月20日月曜日

第20回 アートイズ 活動報告

本日の活動は「小麦粉粘土」を使って作ろうです。
なんで小麦粉粘土なの?普通の粘土じゃだめなのかな?
そうなんです。食べられることも重要な要素ですが、
それ以上にも白い物が作れます。
まずは手を洗いましょう。

一人ひとつずつ、ボールをもらって、小麦粉をこねてきます。
少しずつ水を加え、粘りが出るようにまとめていきます。

小さい子どもはちょっと難しいかな。すかさず先生がお手伝い。
途中で塩を加えます。この塩は、防腐材変わり。
入れる料も少し多めです。

大きくまとまったら、5つの団子を作ります。
手についた小麦粉は、手をこすると落ちていきます。
落ちた小麦粉もしっかり団子の中にいれて一緒にまとめます。

団子をつくるのもちょっと難しい!?
粉をまぶしながら作ると少しずつまとまっていきます。

一生懸命こねていきます。

団子が出来たら、団子の真ん中に人差し指で穴をあけます。

好きな色を選んで、穴に食紅を入れてもらいます。
息で吹き飛ばないように、身長に蓋をします。


蓋を閉めたら、さらにこねていきます。

こねる作業が疲れちゃったのかな?机の下で寝転がって〜。

色が出てきました。

だんだん色が出てきます。
こねる事が、色をだす事につながります。
子どもは触覚を通じた発見をしていくんです。

先生も作ります。一緒に作ったものを見せ合います。

黄色いカボチャの顔。

色んな色を上手く組み合わせて。


たくさん出来てきました。

これを120度のオーブンで10〜15分焼きます/

おお!恐竜!キレイに色が

焼いたものは、パックに入れて持ち帰ります。

焼き終わると少し色が薄くなって白くなります。

焼き固める事で、そのまま飾る事も出来ますし、ニスを塗って保存する事も出来ます。

今回の課題は、触覚の違いを確認する事でした。
はじめは粉、水を混ぜると粘土になり、最後は焼き固めると固くなる。

自分が扱った素材がどんどん変化する様子を制作から楽しんでもらえればと思いました。

飯田

2014年10月19日日曜日

第19回 アートイズ 活動報告

今回のアートイズはお花づくり。
花紙を使って、お花を作って行きます。

男のこはチョッと課題的に取っ付きにくかったかも。。。
今日は参加者もちょっと少なめですが、、

まずは、緑の針金で作っておいた枝をみんなに配ります。
どんな花がこの枝についていたら良いか考えます。

想像した花の色を考えて、5種類の花紙から、
好きな色を選びます。

花紙をしっかりそろえます。コレが結構難しい。
縦と横をそれぞれそろえます。
できないよねー。小さい子どもはどんどん手伝います。

紙がそろったら互い違いにおり進めます。
コレも結構大変。互い違いに折るの教えるのは、
身振り手振りでしっかり伝えなくてはなりません。

一つ目のお花ができました。意外と達成感があります。

二つ目からは、いろいろな色を選んで作って行きます。
折る前に、切り目を入れると、このように花びらのようになります。

枝にたくさんの花をつけて行きます。

大きなお花、小さなお花、たくさんついて行きます。


花束を作ろう。簡単な題材での活動と思う人もいるかもしれません。

紙を折る事、紙をそろえる事。重ねた紙を切る事。
いろいろな内容が含まれています。

最後は画用紙を用いて、花束を作って帰りました。

とても良い活動になりました。

飯田

第18回 アートイズ 活動報告

10月4日 ついに10月ですが、
本日は、空飛ぶ?! 「パラシュート」
このビニールがパラシュートになります。
ちょっと大きめのビニールを折かさね、切ります。

この形では、なにになるかわかりませんが、
ビニールに絵を描いてきます。

ペンを持つと自然と描く活動が進みます。


空飛ぶものなに?
いろいろな答えが出てきます。


ビニールは透ける。透けることで、描く内容が変わって行きます。

黄色い紐をそれぞれ渡し、ビニールの隅につけて行きます。

セロテープをどうつけるのかな?

どこにつけていくのかな?

セロテープを紐につけ、ビニールの決められた場所につける。
この行為だけでも難しい子どももいれば、簡単にできる子どももいます。


ビニールで遊び始める子どもも。

丁寧に張り合わせる様子を伝えていきます。

それでは、外に

そとは快晴!きもちいい!!
重りになるちょうどいい重さの石を探し、アルミホイルで紐の隅に一緒に包み込んで
くっつけます。

飛ばし方を教えてもらいましょう!
小さくたたみ、上の方へ投げます。

上でビニールが開き、ふわふわ落ちて飛ぶんですね。

おお!

高いところから投げよう!

ひろがったー!

風がつよいから、長く飛びますね。

ここじゃ狭いね。芝生グランドに行きましょう!

脚立を用意!一番上まで上って!

飛ぶとぶぅ〜!

さっきはうまく飛ばせなかった子どもも、

おお!長く飛んでる〜〜!


自分の絵が書かれたビニールが、空を飛ぶ。
制作と遊び。特に、投擲という身体発達の過程が含まれた活動は、
子ども発達を活動の中で確認できるものになります。
子どもはおおむねという言葉でくくられますが、
大切なのは個人の発達を他人やグループのなかで
どの位置にあるかを考える事にあると思います。

子どもの様子は、個人をじっとみるだけではわかりかねます。
体験を通し、比較する事で初めて子どものようすが捉えられるように思っています。

飯田