アートイズ 第8回 活動報告 致します。
この夏では一番暑い日になった7月26日土曜日、
今日もたくさんの子どもが集りました。
最近は、来てくれる子どももだんだんリピートして来てくれるようになってきました。
始まったばかりなので、時間の変更やプログラム、活動時間などが、なかなか
計画通りにいかないことがおおく、ご迷惑おかけしています。
子どもを笑顔にする事。家や学校でできない事を体験する事がこの教室で大事な事だと思っています。
造形コース
本日の造形コース、教室の気温も高くなりそうでしたので、空調の効くお部屋に移動です。状況に合わせて学校のいろいろな施設を子どもに開放する事ができる事も、この活動のいいところです。
本日は、非常階段で教室に移動。すごく狭く、くらい階段で気分は冒険家です。
到着した部屋にはプロジェクター4台で、壁に大きな紙が設置してあります。
初めは、ブルーのライトで、自分の影を作る遊びから。
光源の手前と、壁に近い部分で、影の大きさが違います。
たったそれだけでも、すごく面白い活動になって行きます。
写真を投影し、マジックでトレースします。
大きな絵を描くのは子ども自信も初めはどうしたらいいかわからない様子。
やり方がわかると、どんどん夢中に描き始めます。
宇宙船で男の子の子どもすごい興奮。
最後は映像を投影して、自分たちの絵に動くアニメーションが重なり
不思議な体験です。
電気をつけて、自分の描いた絵を眺めます。
たくさんの絵が重なっているので、線が不思議な情景を作っています。
大人は、単なる落書きに見えるかもしれません。
しかし子どもにはいろいろな物が見えてくるようです。
「好きな形、何かに見える形が見つかったら、はさみで切り取って見よう!」
どんどん探された形がはさみで切り出されます。
切り出された形にさらに色を加えて、画用紙に貼っていきます。
大きな紙に書いているので、かなりの大作に!
↑上下は画用紙3枚分。
自分でもわからないけど、なんか面白い形。そんなお話をしてくれる子どももいました。
この子は全長2mの大作。これもちゃんと画用紙に貼って、持ってかえりました。
のりをつけるのも楽しそう。
今日は、たくさん書き続けたので、みんなヘトヘトの様子。よくがんばりました。
又遊びましょう。
図画コース
今日は行事も多い成果、小学生コースは参加者も少なかったですね。
でもそんなときは、先生もこどもに帰って絵を描きます。
図画コースは、造形コースより細かい写真を展開。
重ね合わせる線にも、色がついて、不思議な絵を作って行きます。
宇宙の画像は、本当に盛り上がっている様子でした。
つかったマジックも、ほとんどの色を使用しています。
蝶蝶の画像は細かく、細かく書いている様子が見られました。
自分が書きたいものを書く事も大事です。自分が予期しない事。自分が考えていたものより違う物が舞い降りてくる様子を、この活動では見る事ができました。
満足のいく自分でコントロールされた絵は、達成感と自己満足感、自己肯定感が生まれます。この部分も子どもの創作には大切ですが、与えられる環境のなかに、
子どもが不思議に思う事や発見を盛り込み、新たな創造が生まれるように設定する事は保育者や教室運営者の技量のように感じます。
あくまで設定と簡単な運営。その後はいつも子どもが主役になれるように。
これからもがんばって活動を支援して行きたいです。
それでは
飯田