現代芸術教室 アートイズ

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2014年7月27日日曜日

第8回 アートイズ  活動報告

アートイズ 第8回 活動報告 致します。

この夏では一番暑い日になった7月26日土曜日、
今日もたくさんの子どもが集りました。

最近は、来てくれる子どももだんだんリピートして来てくれるようになってきました。
始まったばかりなので、時間の変更やプログラム、活動時間などが、なかなか
計画通りにいかないことがおおく、ご迷惑おかけしています。

子どもを笑顔にする事。家や学校でできない事を体験する事がこの教室で大事な事だと思っています。



造形コース

本日の造形コース、教室の気温も高くなりそうでしたので、空調の効くお部屋に移動です。状況に合わせて学校のいろいろな施設を子どもに開放する事ができる事も、この活動のいいところです。

本日は、非常階段で教室に移動。すごく狭く、くらい階段で気分は冒険家です。
到着した部屋にはプロジェクター4台で、壁に大きな紙が設置してあります。

初めは、ブルーのライトで、自分の影を作る遊びから。
光源の手前と、壁に近い部分で、影の大きさが違います。

たったそれだけでも、すごく面白い活動になって行きます。

 写真を投影し、マジックでトレースします。
 大きな絵を描くのは子ども自信も初めはどうしたらいいかわからない様子。
やり方がわかると、どんどん夢中に描き始めます。

 宇宙船で男の子の子どもすごい興奮。
 最後は映像を投影して、自分たちの絵に動くアニメーションが重なり
不思議な体験です。

電気をつけて、自分の描いた絵を眺めます。
たくさんの絵が重なっているので、線が不思議な情景を作っています。
大人は、単なる落書きに見えるかもしれません。
しかし子どもにはいろいろな物が見えてくるようです。

「好きな形、何かに見える形が見つかったら、はさみで切り取って見よう!」
 どんどん探された形がはさみで切り出されます。
 切り出された形にさらに色を加えて、画用紙に貼っていきます。

 大きな紙に書いているので、かなりの大作に!
↑上下は画用紙3枚分。
 自分でもわからないけど、なんか面白い形。そんなお話をしてくれる子どももいました。

 この子は全長2mの大作。これもちゃんと画用紙に貼って、持ってかえりました。
のりをつけるのも楽しそう。

今日は、たくさん書き続けたので、みんなヘトヘトの様子。よくがんばりました。
又遊びましょう。

図画コース

今日は行事も多い成果、小学生コースは参加者も少なかったですね。
でもそんなときは、先生もこどもに帰って絵を描きます。
 図画コースは、造形コースより細かい写真を展開。
重ね合わせる線にも、色がついて、不思議な絵を作って行きます。
 宇宙の画像は、本当に盛り上がっている様子でした。
 つかったマジックも、ほとんどの色を使用しています。

 蝶蝶の画像は細かく、細かく書いている様子が見られました。

自分が書きたいものを書く事も大事です。自分が予期しない事。自分が考えていたものより違う物が舞い降りてくる様子を、この活動では見る事ができました。

満足のいく自分でコントロールされた絵は、達成感と自己満足感、自己肯定感が生まれます。この部分も子どもの創作には大切ですが、与えられる環境のなかに、
子どもが不思議に思う事や発見を盛り込み、新たな創造が生まれるように設定する事は保育者や教室運営者の技量のように感じます。

あくまで設定と簡単な運営。その後はいつも子どもが主役になれるように。

これからもがんばって活動を支援して行きたいです。

それでは

飯田


2014年7月24日木曜日

第7回 アートイズ 活動報告


第7回アートイズが、7月19日土曜日に行われました。
八戸もだんだん夏本番の様相。18日から中心街では八戸七夕祭りも開催されました。

講師2名も短期大学の学生と一緒に、八戸小唄流し踊りに参加しました。
流し踊り程度の運動で筋肉痛の講師、、、情けない。

造形コース

本日は粘土で絵を描こうという活動でした。

塑像に使われる水粘土ですが、最近はあまり使われていないようですね。
保育園や幼稚園で使われている粘土はほとんど油粘土が多いですね。

水粘土のいいところは、感触よく、柔らかさも練る事で程よく調整できますし、
夏は冷たさを感じられるところがいいですね。

子どもは思い思いにまず粘土と向き合いました。
大きく分けられた粘土を丸くしていきます。
ただ丸くするだけでも、楽しいものです。
子どもの表情を見ながら、ゆっくり進めて行きます。
プラスチックカップを配り、丸くした粘土をそこに広げ、
平になるように促します。
平らにした粘土を自分の顔に見立て、
足りない部分を付け足したり、
割り箸鉛筆で引っ掻いたりして、
描いて行きます。



棒の用な形の粘土。どんなものになるのかな。


粘土で遊ぶだけでもとても楽しそうな表情。

このおでこから出ている棒は、型を流し込んだ後の穴になる部分。
どうなるかわからない子どもには、
ただただ不思議な棒におもしろがっています。

自分の顔ができたら、そこに石膏を流し込みます。
石膏を初めて見る子ども。
興味津々。さらにこの後、固まる事を伝えると本当に不思議狩り増す、


引っ掻いたところは石膏が流れ込むので、盛り上がります。
粘土をつけて所が、へっこみます。
できた作品の穴に紐を通して、顔のメダルの完成です。




図画コース

今回の図画コース。兄弟参加のグループなので、非常にリラックスした雰囲気で進められます。 お兄さんや、お姉さんがいると、弟や妹の作品が全然違うんですね。

しかも造形コースと比較すると、子どもん発言や行動も変わります。人が持つ雰囲気が場を作るんですね。

図画コースの小学生。集中力が本当にすごい。
兄弟参加なので、3歳の子どもも参加しています。
やりたいけどできない事が多くて、、
そういう気持ちすごくわかります。

一生懸命、石膏を流し込みました。

石膏が乾くまでの間、粘土で遊んだり、
外に探検に行ったり、
鬼ごっこしたりと、本当によく遊びました。
今学校の周りの草むらにはバッタが大繁殖。
歩くだけで目の前をたくさん飛び跳ねます。そんな自然も満喫しました。





石膏が固まるときに放つ「熱」これも子どもにとっては不思議体験。
取り出した顔が熱くなっているよ〜


年齢は造形コースの子どもも、
兄弟さんかですと、ここまで作るものが変わります。



思い思いの顔を首にぶら下げ、みんな満足そうな笑顔。
すごく楽しい制作になりました。
美術コース

ロウソクづくり体験を行いました。
市販の太いロウソクを砕き、自分の好きな形に作って行きます。
これは見本の参考作品。アロマキャンドルです。

制作に熱中しすぎて、あまり写真がありませんが。申し訳ありません。

家族で参加されたみなさん。こんなにたくさんの卓上ロウソク。
シリコン型に流し込んだ動物や魚などのロウソクも。

たくさん作る事ができ実用的。しかも自分の家庭でも制作可能です。
参加された皆さんは、又是非、ご自宅でも制作してみてくださいね。



本日もたくさんの方に参加いただきました。
これからもよろしくお願い致します。

飯田