現代芸術教室 アートイズ

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2014年7月22日火曜日

第6回 アートイズ活動報告

7月12日 第6回アートイズが開講されました。
ウェブでのアップが遅くなってしまいました。 夏は忙しいですね〜

造形コース

本日は白い布を使って描きます。
今日のテーマはアメリカの絵画家「ジャクソンポロックになろうー絵の具で遊ぶー」


ジャクソンポロックについてはここへ。
アメリカの作家であるポロックは「アクション・ペインティング」という技法を用いて
作品を制作しました。これは絵の具をキャンバスに垂れ流し、ドロップを描く方法です。

簡単に見えますし、無作為に見えますが、
ここには作家の意思や美的感覚が存在してます。

 子どもには、まずキャンバスに変わる白い布について愛着を持ってもらうよう、
導入しました。身につけたり、漉かしたり。においをかいだり、、
 天気もよかったので、芝生グランドをフィールドにしました。
手足が汚れるので、佐貫先生が簡易的なプールを用意してくださいました。
 描く布について、もう一度簡単に導入します。
空気にふれたり、太陽に当て、影を感じたりしました。
 白い布を芝生に敷いて、石を四隅に置き、飛ばないように。
一度みんなを集めて色水を見せます。
鮮やかな色が入ったペットボトルを見せると、子どもの華やかな顔が広がります。
 白い布に好きな色が入ったコップから、筆につけた絵の具がドロップ上に広がります。
木の木漏れ日もあいまって、すごくきれいに広がります。
 参加した子どもは思い思いに制作を進めます。
 直接描いても全然問いません。
手に塗る子、足に塗る子、顔に塗る子もいます。
絵の具と遊ぶ事。自由に描ける事。制限がない事。自由であること。
これが非常に重要な感覚だと思います。
制限を作る事での発想と、無制限での発想。
アートの本質はどちらでしょうか。 子どもの表現が明らかにしてますよね。
 制作が終わった子どもは、プールで水遊びをしながら掃除をします。
※保護者様 事前の連絡で着替えが必要である事をお伝えできず、
申し訳ありませんでした。
布を乾かし、教室へ戻ります。
木枠を子どもに渡し、一番好きな色柄がある場所を選んでもらいます。
木枠に布を貼付けます。
 ポロックの作品そのもの!
 子どもによって個性が現れますね。
 是非、お家で飾ってもらいたいですね。
帰りがけに、ここが○○に見えるなどの見立ての発言があった事もうれしい状況でした。


図画コース

図画コース。最近は、兄弟での参加もあり、小学校高学年の子どもから、年少さんまで多岐にわたります。

年齢割りは、なるべく子ども同士が反応し合うように設定しています。これは、年齢が高い子どもは低年齢の子どもへ。低年齢の子どもの自由さが高学年の子どもへ伝わるように。
これは造形コースと異なる結果を導きます。
 新しい色を作る色交換が、頻繁におこりました。
自分自らの色を作る為、ひっきりなしに色の交配をする子どもがたくさん見られました。
 相談しながら制作も、図画コースならであh。
 描き方にも、年齢が現れます。
 美しい、、狙って作れるものではありませんよね。
これは無知だからではない。感覚を選択の結果です。子どもの本質を探れるように感じました。

美術コース

本日は「染色」今までもやってきましたは、メールでの希望も多かったので、
改めて設定しました。持ちこんだTシャツなども染めました。
 まずは、ハンカチ作り。
 布を裁断します。
 布を凧糸で、丸め縛って行きます。
この縛り方が模様になります。
 染料で染めた後、乾かす前に、余った染料を布から吸い取ります。
 一度簡単に乾かします。

時間中には乾かないので、少し乾いた後、流水で選択するようお伝えし、活動を終了しました。
とてもいいハンカチと、Tシャツができました。


本日も非常に厚い日々でした。
夏休みに入りますが、楽しく制作できるといいですね。


それでは今日はここまで。

飯田




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